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Wu, H.*; Wang, Y.*; 池田 篤史; Miller, C. J.*; Waite, T. D.*
Environmental Science; Water Research & Technology, 5(8), p.1400 - 1411, 2019/08
被引用回数:7 パーセンタイル:32.59(Engineering, Environmental)排水プロセスにおける燐成分回収等の目的のため、パイロットスケールの膜分離活性汚泥排水装置に二価鉄(Fe(II))を添加した際の排水装置各部位の鉄・燐の溶存化学種をX線吸収分光(XANES/EXAFS)と因子分析法を組み合わせて検討した。
秦野 歳久*; 福井 久智*; 太田 裕士*; 平野 裕之*; 斎藤 英之*; 平塚 一
no journal, ,
排水全量の放射能モニタリングをする装置を開発した。本装置は角型水槽内に二重円筒を備える構造で、水道水を満たして遮蔽性能を確保し、排水をNaI(TI)センサで計測する。計測時、センサとポンプ間で短絡流が発生する問題が生じため、内筒を水面より上部に、外筒の水は底部から内筒に流れてセンサを通過して上部ポンプにより水槽外の配管を通って外筒上部に戻る構造にした。排水からの土壌粒子を十分に乾燥させて、その粒子を再度、計測水に混ぜて低放射能濃度から模擬水を作成した。ゲルマニウム測定の結果、土壌粒子はセシウム134とセシウム137が大きく占めており、構成比は1:4である。試験結果から5インチセンサは最小検出感度0.37Bq/L(10分測定)、2インチセンサは最小検出感度1.9Bq/L(10分測定)を達成した。両センサの濃度と計数率との線形性の対応も確認した。今後、実排水の測定や長時間運転を行い、装置の信頼性を確保する。本報告では、装置概要、試験結果等について報告する。
弥富 洋介; 見掛 信一郎; 松井 裕哉
no journal, ,
日本原子力研究開発機構東濃地科学センターの瑞浪超深地層研究所(以下、研究所)では、研究所の研究坑道内に湧出した地下水(湧水)には自然由来のふっ素、ほう素が含まれており、地上の排水処理設備において放流先河川の環境基準が達成できる濃度まで除去した後に河川に放流している。排水処理技術は大規模地下施設の建設や維持管理におけるコスト低減の観点で重要な課題の一つであることから、ふっ素及びほう素の排水処理に関する最新の技術的知見を調査し、研究所の排水処理への適用可能性について検討を行った。その結果、ふっ素及びほう素を環境基準まで除去可能な技術は吸着法であることを確認した。しかし、研究所の湧水は天然の地下水を主体としているものの、掘削工事による浮遊物質(SS)の発生や坑道安定化のためにセメントを使用しているとともに、地下水中のふっ素とほう素の濃度の違いにより除去率が異なる等、一般的な工業排水等の処理と異なる点があるため、研究所の現行の排水処理方法である、前工程として凝集沈殿処理によるふっ素及びSSの除去やpH調整後に、ほう素を吸着法により除去する方法は適切であると判断された。大規模地下施設の建設・維持管理における坑内湧水の処理については、建設による水質の変動が想定されるため、その場所の地質や地下水の由来、溶存物質の把握とともに放流先水域の特徴も踏まえた上で、適用する処理技術の検討が必要である。
清水 恒輝
no journal, ,
硝酸イオンを含む排水は、一律排水基準(基準値:亜硝酸化合物及び硝酸化合物の合計の濃度が100mg/L)未満となるように硝酸イオンの蒸発回収処理やイオン交換樹脂による吸着処理等で処理されるが、硝酸イオンが施設内に残るという課題があるため、紫外線を用いて施設内に硝酸イオンを残さない処理方法の開発を行った。平成29年度の結果を基に平成30年度は低圧水銀ランプ及び高圧水銀ランプの併用に加え、200nmと300nmの紫外線を同時に発するメタルハライドランプ(MHランプ)及び重水素ランプを用いて、亜硝酸イオンの生成量の変化を確認した。また、紫外線ランプの高出力化が容易なMHランプと高圧水銀ランプを用いて紫外線を長時間照射する試験を行い本処理手法の有効性を確認した。結果は、MHランプを単独で使用するより、低圧水銀ランプと高圧水銀ランプを併用する方が還元に優れていることが分かった。また、紫外線とスルファミン酸による処理プロセスが有効に機能し硝酸イオンの処理ができた。この結果から、本法は硝酸を含む溶液の処理に有効であることを確認した。
長縄 弘親; 永野 哲志
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【課題】重液相内若しくは軽液相内又は両相内に含まれる特定物質を簡単な方法で効率良く抽出回収する方法を提供すること。 【解決手段】機械撹拌を利用する液液抽出において、翼部位が重液相と軽液相の間の界面近傍に配置された攪拌翼を回転させながら、容器の上方から重液相を下方から軽液相を送液導入し、乳濁混合状態と相分離状態の領域を形成させ、相分離した液相を他の容器の逆抽出液内に導入し、特定物質を抽出回収する。